C1. 数の計算

C1.3 対数関数と指数関数

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 底に10を使う対数が常用対数であって、組み込み関数LOGを準備してあります。eを底に使うのは自然対数と言い数学記号ではln(x)と表記します。この計算は常用対数を使って、log(x)/log(e)で計算できます。このときeの値が必要になりますが、組み込みの指数関数を使ってEXP(1)で求めることができます。対数計算とべき乗計算とは相互に逆関数の関係です。EXPはeのべき乗を計算する関数です。工学では常用対数に根拠を持つデシベル(db)と呼ぶ数を良く使います。これは、電圧や電流などの倍率rを20×LOG(r)で書き換えた値です。例題では5dbが何倍に当たるかの計算も入れてあります。(図1.3 ex13logarithm.txt)。


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