ボロノイを利用したフィルタ


フィルタ概要

画像をボロノイ分割して、各ボロノイ領域を領域内のピクセルの平均カラーで描画します。

画像生成例

元画像

ランダム母点配置(母点数=1000)

ランダム母点配置(母点数=8000)

左画像をセル画風(閾値=29)

格子状母点配置(母点間の幅の1/2=10,境界線あり)

格子状母点配置(母点間の幅の1/2=30)

アルゴリズム

パラメータ

このチェックボックスをオンにして描画実行をするとボロノイの境界線にボーダーラインを引きます。

ランダムに母点を配置する際の母点数をスクロールバー、もしくはテキストフィールドに数字を入力して指定します。

この値を小さくするとボロノイ分割の数が少なくなり、領域が大きくなります。値を大きくするとボロノイ分割の数が多くなり、領域が小さくなります。

格子状に母点を配置する際の母点間の距離の1/2をスクロールバー、もしくはテキストフィールドに数字を入力して指定します。

この値が小さくするとボロノイ分割の数が多くなり、領域が小さくなります。値を大きくするとボロノイ分割の数が少なくなり、領域が大きくなります。

母点配置の方法を選択します。

Randomはランダムに母点を配置します。Latticeは格子状に母点を配置します。

セル画風の画像を作成する際のR,G,B値の閾値をスクロールバー、もしくはテキストフィールドに数字を入力して指定します。

この値を小さくすると分割されるセルの数が多くなり、値を大きくすると分割されるセルの数が少なくなります。

このボタンを押すと現在のボロノイ分割を利用して、セル画風画像を描画する。

その際、Border Lineチェックボックスをオンにするとセルの境界線を引きます。



このフィルタのソースはこちらにあります。
ボロノイについては以下のページを参考にしてください。

http://www.ics.kagoshima-u.ac.jp/~fuchida/edu/algorithm/voronoi-diagram/index.html

桑原 浩(2004.2.2)