配色デザインシステム

1998年3月

埼玉大学 工学部 情報システム工学科 近藤 邦雄、野沢 徳生

埼玉県工業技術研究所 町田 芳明


本配色デザインシステムは、各種のデザイン支援を目的として構築した。従来からデザイナーが用いている角度配色法とPCCS 法をもとに計算方法を考案した。このためデザイナにとって利用しやすいよう に、簡単な色の選択によって、角度配色法を用いた計算方法からいくつかの配 色例を表示するようになっている。使い方は、まず、本ページより希望する配 色数の中から希望する配色効果を選択し、リンクされているページを表示する。 次に表示されている色相とグラデーション表示部において色を選択する。以上 によって、希望する配色を得ることができる。各配色数における名称とその解 説は文献1による。

本システムは、Javaを用いて配色計算、表示を行っている。希望する配色をより正確に見るためにはフルカラー表示が望ましい。256色表示で使用することはできない。

なお、本システムは色立体における各色相のトーン変化 の計算は、PCCS に従っていない。今後拡張する予定である。

本システムに関するご意見はkondo@stf.teu.ac.jp までお願いします。


配色数:3

  • ポルタメント:滑らかな効果
  • セクスタード:魅力的効果
  • オブリガート:デリケートな効果
  • トリオ:円満な快さ
  • 近似補色配色:鮮やかな効果
  • 配色数:4

  • 魅力補色対:清純な魅力
  • 刺激補色対:刺激的効果
  • ポルタメント:滑らかな効果
  • 鮮やかな調和感:鮮やかな調和感
  • 完全4色調和:バランスした魅力効果
  • セクスタード:均衡的の主張効果
  • クワドラド:この上ない派手
  • 配色数:5

  • ポルタメント:滑らかな効果
  • セクスタード:均衡的の主張効果
  • 配色数:6

  • セクスタード:円満の魅力


    [1]野沢徳生:角度配色法を用いた配色デザイン手法,埼玉大学工学部情報システ ム工学科卒業論文,1998

    [2]URL http://www.sikiken.co.jp/にPCCSなど色に関する情報が多数紹介され ている。

    [3]URL http://www.ke.ics.saitama-u.ac.jp/にはCGに関する情報が多数紹介 されている。



    戻る