秋22路傍の神々。
秩父路は、人、モノ、コトを運ぶのみならず、神々と出合い語らい和む広場でもある。
札所往還は、この土地の道の出自在り様に、深く関わり、大半は舗装されているものの、今日でも往時の札所道の風情を失っていない。白装束に身を包み、ゆるゆると歩けば、地蔵尊、馬頭尊をはじめ、巡礼旅人の足元の安全をみつめ佇む多くの神々と出会う。それらは、永年の歳月と祈りを浴びて、その色にもカタチにも石の冷たさはない。それが故に、彼らは、この土地の原風景に欠かせない存在なのかも知れない。
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