無07目の高さに漂う色とカタチ。
暮らしの中で、特に目の高さに漂う色は、木肌の類がいい。「落ち着く」というより、何か変えがたいもの、従がうより仕方のないものとともに在る安心感が、そこに見えるからかも知れない。色は社会にあっては、概ね決まり事を示すものとして機能しているが、家の周辺と内では、それは住む人々の恣意で薄まるのが普通だろう。「家風」というのは、そのうえに風土と時間をまぶしたものかも知れない。木と土と紙で構成された旧家の室内が木肌の色を通じてそれを教えてくれる。
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