夏17祭りと人間模様
人々は昔から己が身の汚れを浄め、魔を除けようと神仏に祈ってきた。今でも祭りや儀式の時には神仏の前でそうしたことが続けられている。秩父神社の川瀬祭りでは、荒川の清流で神輿を担ぎ浄める神輿洗い。神社本殿前では祭りと無事と疫病退散を祈願。山伏の法螺貝の音とともに長瀞宝登山神社の焚かれる護摩の炎は人々の煩悩業苦を焼き尽くすという。獅子舞や屋台の先頭を行く乙女たちのつく杖にも、魔を払い浄める意味がこめられている。
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