秋02過ぎ去りし日々、しのびよる秋色
刻(とき)はセピア色を残し、幾手月過ぎ去って逝くのだろうか。家のたたずまいに、板塀に影を落とし過ぎてゆく。四季の移ろいの中に、人の暮らしを映しながら、時を重ねてゆく。萌葱色から緑を重ね、唐紅に燃えつきる迄、しのびよる秋色に身をゆだねる植物のように、人もまた去りゆく日々に身をゆだねる。暮らしの中に色彩りをそえながら刻(とき)をきざむ。
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