秋10母の居る時間、彩。
秩父地方の冬は気温が−10℃にまで下がるときもあり、山里ともなると、よりいっそう冷え込む。降った雪は溶けない。そんな厳しい冬を予期してか、木々が葉を落とす晩秋には飾り気や活気がなくなり、静寂感につつまれる。しかし、木材の材質や、民具、干し柿の質感には、この厳しい環境を生き抜いてきた力強さと時代を経てきた趣ある落ち着きが感じられる。このたくましい素朴な形状と色彩が秩父ブランドの美であり、魅力の一つである。
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