秋24庭先にて、収穫楽し

子供の頃住んでいた家に似ている、そんな家が並ぶ風景である。家のまわりに筵(むしろ)を引いて胡麻を干し、蚕を飼って繭にして生糸や紬糸を作り、野菜を作り、秋まで辛抱強く待って稲が頭を垂れる頃になったら稲を刈り、干して乾燥させて米やそば粉を自給自足している。
イチョウの木を見つければ銀杏がなっていないかと見上げ、実があれば揺すって落として土の中に埋めて銀杏の種だけが取れるまで待ったものである。
秋は農家では収穫物がたくさんある、そのかわり仕事もたくさんある季節である。
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