定点観測関連
・宮内先生による定点観測地点候補の絞り込み（２３地点になる。）

選定条件 １．人工物が大きく入っていないもの。

２．撮影角度が悪くないもの。

３．構成が悪くないもの。

４．なるべく空・山・木・建築物が入っているもの。

５．中・遠景のもの。

※中心にものを大きく撮ってしまっては、季節変化による光・陰影の変わり具合がよくわからないの で撮影の際には構成に注意することが必要である。

１．地名・場所の名前

２．写っている木や草や川などの名称

３．撮影した方向・時刻・撮影者名

１．山が重なってＸのようになっている。

２．直線部分は畑などごくわずかで、曲線の交差が多い。

注意事項

１．斜面が北，東の山は午前、斜面が南，西の山は午後に撮影すると光の具合がよい。なお、原則 として10:00〜15:00の時間に撮影する。

２．定点観測なので木などを目印にしておくと成長によりズレが生じるので、橋や建物 などの人工物に目印を付ける。

３．写真に入っている全てのもの（例えば、木など）のデータを調べておく。

４．各地域の雲の流れを把握する。

５．色の巾をつかむ。（緑色でも秩父にある緑色には巾があるため。）

６．夏場は日差しが強いため陰影がハッキリするので、肉眼との大きな違いが生じることから時刻 をある程度調整して撮影する必要がある。

定点観測以外
・スライドを見ながら、定点観測以外の写真撮影に対する注意事項が次のように先生から説明された。

１．目的物を接写し、背景をぼかす。

２．色落としして柄を得る際に邪魔になるので、余計なものは入れない。

３．中景を撮影する際は太陽光線の入り具合が重要で、影が多くて暗いものでは色取りの際に実際の ものの色がうまく捉えられなくなる。

４．石，野草など小さいものはサイズがわかるように目安となるもの（例えば、フィルムのケースな ど）を一緒に撮影する。

５．第一印象で色がきれいなものを撮影するが、決して彩度があるからきれいというものだけではな く、くすんでいてもきれいなものを撮影する。

６月定例研究会出席者（敬称略）

アイダス一級建築士事務所 代表 斉藤 巌

石塚工房 代表 石塚 賢一

�級O井捺染 代表取締役 碓井 正男

�葛T沢屋 取締役洋菓子チーフ 菊池 政文

久米一級建築士事務所 所長 久米 修

�且專熕D物 代表取締役 寺内 秀夫

ハシヅカ設計室 橋塚 晃司

華工房 主宰 木村 和恵

�兜髄�屋 代表取締役 関根 昭文

連絡事項

注意事項を確認しながら、今回の定例研究会で選定された定点観測地点で、もう一度写真撮影を行って下さい。さらに、４月の定例研究会で配布した資料に記載されている各班の担当物も撮影して下さい。なお、撮影の日時や場所等は各班で調整して下さい。今回使用するフィルムは通常のネガカラーフィルムとし、フィルムは試験場まで取りに来ていただけるのであれば試験場のものをお渡ししますが、取りに来ていただけない場合は個人負担とさせていただきます。そして、撮影が終わりましたらフィルムの場合は、試験場で現像・プリント代を負担してプリントにしますので７月５日までに、プリントの場合は現像・プリント代は個人負担となりますが７月１０日までに、試験場へお持ちいただくか、郵送して下さい。なお、宮内先生に見ていただく都合上、郵送の場合はフィルム・プリントいずれの場合も締切日必着でお願いします。その際、プリントで提出していただく場合はプリントの裏面に、フィルムで提出していただく場合は撮影した順番を明記した紙に、撮影場所・方向・時間，対象物名などのデータを記入して下さい。

次回の定例研究会は７月２９日（月）１３：３０〜１６：００に行う予定になっていますのでスケジュールの調整をよろしくお願いします。なお、出欠席の確認は後日ＦＡＸでお送りする研究会の通知にて行います。ご不明の点やお気づきのことがございましたら、試験場（TEL 22-0134）の情報指導課 金子または井ヶ田（いげた）までご連絡ください。