<霧吹き> |
使いにくい霧吹きをつくってみました。ピンクの霧吹きのように、取っ手の部分が内側に向いていると、ボトルに引っかかってしまいます。これでは実際に使おうとしても、取っ手が動かしづらいく、中の液体がほとんど出ません。本来は青い霧吹きのように、外側に折れていた方が、一回に噴出す量も多くなって使いやすいものになります。曲線などが使えず、なかなか本物のようにはなりませんでしたが、現物を見ながら特徴をとらえて作成しました。 |
<やかん> |
使いにくいやかん(じょうろ?)をつくってみました。使いにくい部分は、噴出し口の部分です。噴出し口がこれだけ長くて高さがあると、やかん本体をかなり傾けなければ中のお湯は出ません。使いづらい上に、危険でもあります。もう少しやかんらしく、本体の部分に丸みを持たせたかったのが残念な点です。 |
<ハンガー> |
使いにくいハンガーをつくってみました。本物との違いは一目瞭然で、引っ掛ける部分がS字になっていません。このようにT字になっていると、竿に引っ掛けることができず、服を干すことができません。ただ、2本の竿の間になら引っ掛けることができるので、場合によっては使い道があるかもしれませんが……。 |
考察 |
CADソフトは今回はじめて使ったので、あまりうまく作れませんでしたが、アイディアはいろいろ浮かびました。また、使いにくい道具を考えたことで、どのような点に気をつけてデザインをすれば「使いやすい道具」をつくれるのかがよくわかりました。霧吹きにしても、取っ手の曲がる部分が違うだけで、使いやすいか、使いにくいかが変わってきます。普段何気なく使っている道具でも、制作者の立場から見てみると、いかに知恵を絞って使いやすい道具をつくろうとしているかがわかりました。 |
逆に、使えない、使いにくい道具をよく観察することが使いやすい道具を作るためのヒントとなり、また使えない道具を
異なった発想による異なった使い方をすることで、新しい道具の方式を発見できる可能性もあります。
物の形や道具への観察・考察をしっかりと行うことが、使いやすい道具を作るための大事な要素ではないでしょうか。
一本の足の椅子
表現理由
日常生活の中でよく使う椅子に似注目し今回の作品製作を行った。
コンセプトとして、休憩を取るときなどに使用する椅子の足が、通常は4本あるが、
もしも1本だった場合バランスをとるのが難しく神経を使うことになり、休憩する
どころか疲れてしまい本来の目的を果たすことが出来ないという考えの下この作品を制作した。
また、椅子の中には足が一本しかなくとも、その足の根元に補助的な足や板をつけることで
安定させるものもある。しかし、今回の課題では、そういった椅子のバランスを安定さる補助
的な役割を果たすものは一切付けないものとし、一本の足だけで椅子を支えるものとする。
両バサミ
表現理由
持つところもはさみになっているという危険なはさみ。
持つところがないので刃は360℃以上回転可能なので普通のはさみでは切れなかったところでもきれるように!
使うときの注意点1
刃は内側になっているか確認してから使おう
使うときの注意点2
切るときは自分が切られないように注意しながら使おう
両バサミ
表現理由
持つところもはさみになっているという危険なはさみ。
持つところがないので刃は360℃以上回転可能なので普通のはさみでは切れなかったところでもきれるように!
使うときの注意点1
刃は内側になっているか確認してから使おう
使うときの注意点2
切るときは自分が切られないように注意しながら使おう
使いにくいコップ
表現理由
持つところもはさみになっているという危険なはさみ。
このコップには使いにくい要素が2つ含まれています。
@ 形が逆三角錐のため、コップを置くことができない。
A 取っ手が横向きに付いているため、持ちにくい。
この2つの要素より、コップの使いやすい形というのは
@ 底面はなるべく大きいほうが置きやすく、安定がある。
A 取っ手は縦向きに付けると、持ちやすい。
という事が分かりました。
テトラトッテマグカップ
表現理由
取っ手が4つ付いているマグカップ。このマグカップは4人がテーブルを囲っているときどこからでも誰もがカップを取れる。また個人で使うときもどの角度でカップを置いても必ず持ちやすい部分に取手が向いている。
しかしいざ飲もうとすると口の前にも取っ手がきて口にぶつかり非常に飲みにくい。さらに取っ手と取っ手の間には角がきてまた飲みにくい。