一般教養は、「読み・書き・算盤」と言われます。コンピュータはアメリカ主導型で開発・進歩してきましたので、「読み」は英語の素養を言います。説明には英語を語源とするカタカタ語が氾濫しますが、分からないときはコンピュータ用語辞典で当たって下さい。「書き」方は範囲が広く、プログラミングはプログラミング言語を使う一種の英作文です。マニュアルなどは日本語で書く文書です。どの場合でも、テキストエディタやワープロを使うことになりますが、タイピングが基本技能として必須です。上手になるには自分で技能を磨くしかありません。参考書に書いてあるのは打ち方の技法です。読んだら忽ち上手になるものではありません。道具として使う「算盤」に当たるコンピュータは、それを理解するには少し奥行きが深過ぎますので、次節に電卓の使い方から解説します。