2. 簡単なテュトリアル(tutorial)

2.1 パソコンの環境

2.1.2 二つのモニタ画面

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 Plain_Basicは、MDI形式で三つの標準的なWindows画面を使います(図2.1)。全体枠が親ウインドウであって、上からタイトルバーメニューバー、一行分のテキスト入力枠、その下に二つの子ウインドウ;コンソール出力用テキストウインドウグラフィックスウインドウ:が並びます。テキスト入力枠とテキストウインドウは、DOSのパソコン環境(CUI)を再現するように設計されていますが、グラフィックスウインドウを別に追加した構成です。それぞれのウインドウの位置と寸法は、マウスを使って自由に設定できます。テキスト入力枠をアクティブにすると、キーボードから文字入力を受け付けます。改行でその文字列が読み込まれ、テキストウインドウにエコー表示されます。その文字列は、解読されて何かの処理が行われ、結果がテキストウインドウに表示されます。マウスによる操作やメニューの選択などのGUI操作は、最小限の種類に抑えてあって、オプション(追加)的な処理に使います。Plain_Basicの終了は、コマンドのQUITで行います。親ウインドウ右上の閉じるボタン×をクリックしても、また左上のシステムアイコンのプルダウンメニューで閉じる指示も使うことができます。プログラムが暴走したとき、脱出する方法(例えばEscキー)が利かないときは、Windowsシステムの再起動(Ctrl+Alt+Delキー)を使うことになります。


図2.1 Plain_Basicの立ち上げ時の画面(コマンドDPCIRCで円を一つ描かせました)

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