Plain_Basicのプログラム文は、直接モードで、行頭にラベル(行番号)を付けてコンソール入力枠から入力します。プログラム文は、番号の昇順で内部メモリに書き込まれます。行番号を毎回入力する手間を省くため、行番号の自動発行のモード(プログラム編集モード)があります。コマンドの AUTO を入力すると、プロンプトの表示が変わって、整数の番号が発行されますので、入力枠に数字番号無しでプログラム文を入力します。プログラム編集モードから抜けるときは、コマンドの EXIT を入力すると直接モードに戻ります。テキストファイルでディスクに保存(SAVE)、読み出し(LOAD/MERGE)ができます。ファイルの拡張子は、.bas を良く使いますが、Visual Basicのソースコードと衝突しますので、ユーザの方で適当に決めることができます。.txt が無難でしょう。読み出しのとき、フォルダ名やファイル名が間違っているとき、または、ファイル名を省略しても、コモンダイアログボックスを表示しますので、そこでファイル名の指定ができます。ファイル名の英字は、大文字・小文字を区別しません。
プログラム文の全部または部分を見たいときに、コマンドのLIST でテキストウインドウに出力できます。プログラム文の修正や追加は、行番号を付けて入力します。番号だけを入力すると、その番号ラベルの文を消去します。部分的または全部のプログラム文を消去するときに DELETE を使います。
行番号を付け直すときに RENUMを使います。ただし、プログラム文中のGOTO文、GOSUB文のラベルは、現在のバージョンでは変りませんので、注意して修正しなければなりません。修正作業などは、テキストウインドウの文字並びをコピーして、入力枠に貼り付ける編集機能を利用することができます。