上Plain_Basicのプログラム文はメモリの中に書き込まれていますので、Plain_Basicを終了すると消えてしまいます。そこで、このプログラム文をテキストファイルとして書き出し(SAVE)、そのファイルを次回に(LOAD)読み出して再利用することができます。この場合にはファイル名を決めなければなりません。例えば下のようにします。ファイル名の拡張子はなんでもよいのですが、(.txt) が無難です。BASICの場合には(.BAS)が定番なのですが、Visual Basicの方で使っていますので注意する必要があります。
SAVE "test.txt" LOAD "test.txt"上の使い方はDOS流の方式です。Windowsの機能を利用するため、ファイル名を省いて単純にSAVEまたはLOADだけを入力すると、ファイルを扱うダイアログボックスが現われますので、そのダイアログウインドウでファイル名を決めることができます。LOADのとき、ファイル名が見つからない場合もダイアログボックスが出るようにしました。読み出し、または書き込みのファイル名は、テキストウインドウのタイトルバーに書きこまれます。図2.1では、まだファイルアクセスがありませんので、untitledと表示されています。