2. 簡単なテュトリアル(tutorial)

2.5 プログラム文の編集と実行

2.5.1 Plain_Basicは四つのモードを持つシステムであること

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 高級プログラミング言語、例えばC/C++, Visual Basic, Fortranなどを使ってプログラミングをする目的は、実行形式プログラム(*.exe)の作成です。その作業は、テキスト形式のソースコードの編集に始まり、コンパイル・リンク・デバッグなどのツールを機能的に組み合わせて処理します。この一連の作業は、プロジェクトと呼ばれ、全体を管理するソフトウェアシステムとして構成され、通称で統合開発環境(IDE: integrated development environment)と言います。Plain_Basicは、実行形式のプログラムを作成することが最終目的ではありません。形式的にはプログラムの作成過程を使いますが、すぐに実行させて、その場で何かの結果を得ることが目的です。結果を得るためのPlain_Basicの状態設定をモードと言い、これが四つあります。

  1. 直接モード:         (インタラクティブモードとも言い、基本モードです。)
  2. プログラム文編集モード:   (単に編集モードとも言います。AUTOの入力で移行します。)
  3. プログラム実行モード:    (実行モードとも言います。RUNの入力で開始します)
  4. バッチ処理モード:      (DECKコマンドで開始します)


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