2. 簡単なテュトリアル(tutorial)

2.5 プログラム文の編集と実行

2.5.5 編集作業を補助するコマンド

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 プログラム文は、Plain_Basicの内部作業領域に保存されます。それは一続きの32 KB長さのテキスト領域です。ここでは、ラベルは2バイトの整数型に直してあり、一行分の文字数も2バイトの整数型で記録する、やや特殊な仕様です。プログラムの大きさは、文字数にして約30 KBですが、これはA4の用紙に詰めると約5ページ程度の分量です。これより長いプログラムを一度に作成できませんが、MERGEコマンドを使って擬似的にオーバーレイプログラミングを応用することで解決できます。プログラム全体はLISTコマンドを使ってテキストウインドウに書き出すことができます。このウインドウはテキストエディタになっていて、スクロールも利きます。プログラム文の追加は、ラベルを頭に付けて直接モードで入力するのですが、これを補助するのが前項で説明したAUTOコマンドです。削除コマンドDELETEは、複数のラベルのプログラム文を削除するときに使います。プログラム文を追加するとき、同じラベルの文があれば入れ替えます。番号だけを入力すると、もし、同じ番号ラベルの文があれば、削除と同じです。プログラム全体のラベルの体裁を揃えるときは、ラベルの付け替え(RENUM)コマンドで制御できます。ただし、現状では、GOTO文に続くラベルを同期させて変更することができませんので、リストで確認しながら手作業で修正しなければなりません。


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