Plain_Basicのプログラムは、RUNと入力します。このコマンドは、変数領域をクリアして、プログラム文の先頭から実行します。GOTOを使うときは、制御が入るラベルを指定します。この場合には、既に作成されている変数領域をクリアしませんので、以前の変数値をそのまま使うことができます。例題は第2.4節の、(式2.4)と(式2.5)の対がそうです。(式2.5)に代えてRUNとすると0しか得られません。プログラムの終了は、プログラムの実行が最終行まで処理したときです。途中の行で終了させるときはENDを使います。プログラムの実行を一時的に止めて、一旦直接モードに戻す命令はSTOPです。再開はCONTコマンドです。STOPさせた状態で、変数の値をPRINT文で確かめることができますので、デバッグを助けることができます。この状態でプログラム文に何かの変更をすると実行制御が狂いますので、CONTコマンドで実行再開を指示すると can not CONTinue「継続実行ができない」と言うエラーが出ます。