3. プログラミングの文法

3.4 制御文の使い方_その1:FOR-NEXT文

3.4.3 無限ループが怖いこと

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 プログラミングで、FOR-NEXT文を使うとき、条件が合わないとFOR-NEXTループから抜けられなくなります。そうすると、キーボードやマウスの制御を受けつけなくなります。これを「無限ループに入った」、「コンピュータが暴走している」、「ハングアップ」している、などの症候を示します。プログラマは、このようにならないように注意します。この条件は、例えば、上のステートメントで、例えば、「K=1 TO -10 STEP -1」と書くところを、STEP以降を書かないと起こります。条件として K=10が成立しませんので暴走が起こります。Plain_Basicは教育利用を意識して作成しましたので、繰り返し回数が30000回を超えるような初期条件は、エラーを出すようにしました。また、Plain_BasicのFOR-NEXTループでは、ループの途中からループを抜け出る方法や、カラ回りの指定にはGOTO文を使うことができます。しかし、これは「プログラミング道」から言うと、一種の禁止事項です。高級プログラミング言語では、構造化プログラミングを意識してGOTO文を使いませんので、例えばC言語では、break文やcontinue文が準備されています。


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