高級プログラミング言語では、GOTO文を殆ど使わないようになりました。GOTO文は便利なのですが、多用するとプログラム文を論理的に追いかけることが難しくなって、いわゆるスパゲッティコードになる、と言う理由からです。しかし、初心者が小さなプログラムを作成する程度であれば、GOTO文は処理の流れを理解する助けになります。GOTO文を使う場合には、飛び込み先に目印が必要です。これがラベルです。Plain_Basicでは、古典的な方法ですが、すべてのプログラム行に整数で昇順のラベルを付けます。Fortranは、GOTO文を陰に陽に使い分けますが、必要である箇所に数字のラベルを付けます。この数字は昇順でなくても良いことになっています。マイクロソフト社のVisual_Basicでは、ラベルが必要である箇所の行頭に、英字名か数字のラベルを付け、コロンで区切る使い方ができます。