Plain_Basic 言語仕様書

A2. 文字セット

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 A2.0 Plain_Basicの言語仕様は、文字セットにASCIIコードを使います。初期の8ビットマイコン時代のBASICインタプリタはTTYコードを使いましたので、文字種はかなり限定されていました。Plain_Basicでは、その制限を少し緩やかにしました。特に、配列の表現に、丸カッコ()に代えて角カッコ[]を使うようにしたのが大きな変更の一つです。

 A2.1 英字    A−Z、a−z,(半角の英字です。大文字・小文字の区別をしません)

 A2.2 数字    0−9

 A2.3 特殊文字  (記号)は表A2に示します

 A2.4 二つの引用符 " " で囲んだ文字列には、使用するシステムが許す文字を書くことができます。例えば、カナ、ひらがな、漢字などです。

 A2.5 字形を持たない制御コード、例えば、BREAK, STOP, CTRL, ESC, END OF FILE,行末記号、改行記号などはシステムの定める入出力仕様によります。

表 A1  Plain_Basicで使用する記号

記 号

呼 び 方

用 途

 

  空白

文字、名前、数字などのの区切り

_

  アンダースコア

英数字名の繋ぎに使い、英字扱いとします

  コンマ

文字、名前、数字などのの区切り

  点

数字の小数点

  セミコロン

プリント文のリスト制御

  コロン

マルチステートメントの区切り

  プラス

加算記号

  マイナス

引き算記号、符号反転

  星印

積、掛算の記号

  スラッシュ

数の割算記号、数字列の区切り記号

  グラーブアクセント

べき乗記号

  左括弧

関数の引き数表記、数式の優先順位を決めます

  右括弧

(同上)

[

  左角カッコ

配列の添え字を表すときに使います

]

  右角カッコ

(同上)

  引用符

文字列の引用(漢字は引用符で囲います)

$

  ドル記号

文字型変数を示す添字記号

  等号

代入文、関係演算子

  より大きい

代入文、関係演算子

  より小さい

代入文、関係演算子

&

  アンパサンド

論理積の記号

  縦棒

論理和の記号

表 A2  Plain_Basicで使用しない記号(システムが使う記号があります)

記 号

呼 び 方

説  明

  強調記号

 

  番号記号

ファイル入出力を使いません。

  強調記号

 

  アポストロフィ

 

 

 

 

アスキーコードは逆スラッシュで表記されます。

 

 

{ }

  波括弧

 

  アットマーク

URLなどで用いるので使いません。


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