Plain_Basic 言語仕様書

A3. 語(WORD)

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A3.1 語とは英字で始まる15文字以内の英数字の並びです。英数字だけで構成する語は通称で名前と呼び、15文字を越える名前はエラーとします。$記号は文字型の変数名を表す接尾字として名前の構成文字に使うことができます。漢字は名前に使うことはできません。

A3.2 変数や配列には、分かり易い名前を付けますが、単語をハイフン(-)や点(.)で繋ぐことを許しませんので、その代わりにアンダースコア(_)を英字並に使うことができます。

A3.3 語の始まりと終わりの識別は、空白、コンマ、などの特殊文字です。

A3.4 Plain_Basic で用いる予約語(キーワード:Keyword)は、Basic言語のプログラム文(ステートメント)に用いるキーワードと、オペレーティングシステム(OS)に属する制御命令(コマンド)を含めてあります(表A4参照)。

A3.5 予約語以外の任意の英数字並びは、変数や配列の名前として用いることができます。

表 A3 Plain_Basicで用いる予約語

1

プログラム編集

AUTO, DELETE, EXIT, LIST, RENUM

2

プログラムファイル

LOAD, MERGE, SAVE

3

プログラム実行

CONT, END, NEW, PAUSE, QUIT, REM, RUN, STOP

4

バッチファイル

DECK

5

デバッグ機能

ECHON/ECHOFF, TRON/TROFF

6

型の定義

DEFINT, DEFDBL, DEFSTR

7

変数と配列の管理

DIM, ERASE

8

データ入出力文

PRINT, DATA, READ, RESTORE

9

プログラム実行制御

IF/THEN/ELSE, FOR/TO/NEXT, GOSUB/RETURN, GOTO

10

組み込み関数

ABS, ATN/ATN2, COS, EXP, LOG, MOD, RND, SGN, SIN,SQR, TAN

11

グラフィックス

CLS, DPCIRC, DPDRAW, DPENSZ, DPENTX, DPMARK,DPMOVE,DPTEXT, DPERAS, DPWIND

【備考】言語マニュアルは付録Bにまとめました。

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