A10.1 Plain_Basic の入出力のハードウェア最小構成は、キーボード、ディスプレイ、およびディスク装置の三つです。
A10.2 能率的な使い方をするとき、下のようなテキストファイルを利用します。
A10.3 ファイルの入出力は、使用するシステムのOSに依存しますので、Plain_Basic からOSのコマンドをどの程度利用できるかが、ファイルの使い勝手の良さを決定します。DOSの環境だけで利用するシステムは、ディスクファイルのディレクトリを実行中に読むことが出来ませんでした。そのため、ファイル名を忘れてしまうと手の施しようがありませんでした。Windowsの環境では、エクスプローラを並列に走らせることができますのでファイル名の確認が簡単にできるようになりました。LOAD/SAVE/MERGEでファイル名を省略するとダイアログボックスを表示してユーザの入力を待つようにしてあります。
A10.4 ファイルのアクセスに使うファイル名を直接利用するときは、二つの引用符""で囲みます。拡張子の種類を区別しませんので、ファイル名と拡張子とをすべて書きます。パス名などの付け方はシステムの仕様に従います。ファイル名全体の長さは40字(バイト)以内の制限があります。
A10.5 内部プログラムの保存と読み出し(LOAD/SAVE/MERGE)に使うテキストファイルでは、習慣として拡張子.BASを使います。しかし、Windowsの環境では、この拡張子はVisual BASICのファイルと区別できなくなりますので、.txtが無難です。