B3. プログラム実行

目次へ戻る; 前のページ; 次のページ

解説

 Plain_BasicのプログラムはRUNコマンドでプログラム実行モードに入り、内部プログラムを読んで順に実行します。プログラム行の終に来るか、ENDコマンドの行に来ると、インタラクティブモードに戻ります。プログラムの実行を一時的に停止させる方法は二つあります。STOP文とPAUSE文です。プログラム文の中に、何もしない、読み飛ばしを指定するREM文があります。このコマンドの後に任意の文字を書いて、コメントとして利用することができます。Plain_Basic本体の終了は、QUIT コマンドで行います。また、 メインフレームの閉じるぼたん、左上のシステムアイコンをクリックしても終了します。

NEW

 現在メモリにある BASIC プログラムを消去し初期状態にします。グラフィックスの設定値も初期状態にします。

RUN

 変数、配列などをすべて消去して初期状態にしてから、現在メモリにあるPlain_Basicプログラムを最初の行から実行します。

STOP

 プログラムの実行を停止し、その場所の行番号nを "BREAK IN n" とコンソールに表示します。再開はCONTと入力します。

CONT

 プログラム中の STOP 文によって停止したプログラムの実行を、STOP文の次から再開します。MERGEコマンドや、プログラム文の変更をしたときには、再開できない(can't continue)のエラーメッセージがでます。

END

 実行中のPlain_Basicプログラムがこのコマンドに来ると終了し、ダイレクトモードに戻ります。プログラム行の最後で終了するのであれば、END文は必要ありません。

REM any comments list

 このコマンド以降行末までは読み飛ばしますので、任意のコメント(remarks)を書き込んでおくことができます。

PAUSE [itime]

 itime秒だけ時間待ちをして再開します。itimeを省略すると、ずっと待ち続け、CRキー入力で解除されます。デモプログラムを自動実行させるとき、適度な時間設定をさせる目的に使います。
例: PAUSE 5        (5秒間、時間待ちをします)

QUIT

 Plain_Basicの終了コマンドです。終了確認のダイアログメッセージが出ます。
次のページ