B4. バッチファイル

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解説

 Plain_Basicでは、インタラクティブモードで、キーボードから入力するそのままを、そっくりテキストファイルに作成しておいて、それを読み込ませて実行させることができます。このテキストファイルを通称でバッチファイルと言います。この方法は、DOSの環境では種々の条件設定のコマンドを処理する方法として使われました。Plain_Basicも、一種の擬似的な環境を持たせていますので、バッチ処理ができます。コンソール入力の手順を書いたテキストファイルを、「DECK "batch-file"」として読み込ませます。例えば、ファイルの内容が下のように書いてあったとします。まず、prog1fileが読み込まれ、リストが出力されて実行され、15秒の時間待ちをしてから、次のprog2fileが読み込まれ、実行されます。この方法での実行は、何かのプログラムをデモンストレーションをさせる目的に使うことができます。
	LOAD "prog1file"
	LIST
	RUN
	PAUSE 15
	LOAD "prog2file"
	RUN

DECK "batch_file_name"

 Plain_Basicのコマンド並びをテキストファイルとしたものをバッチファイルと呼びます。このファイルをを呼んで順に実行させます。
例: DECK "PROG12"
例: DECK "B:DEMO.txt"
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