B5. デバッグ機能

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解説

 Plain_Basicはインタラクティブなツールですので、プログラムのソースコードから機械語に変換することをしません。したがって、プログラミングと実行時に簡単なデバッグ機能を設定してあります。その機能は三つあります。
 (1) プログラム文にエラーがあると、プログラム文のラベル(行番号)とエラーメッセージを出力します。
 (2) コマンド TRON を入力した時点から、実行時の行ラベルをコンソールウインドウに出力します。これによって、プログラムがどの行を実行しているかが分かります。TRONの取り消しは、TROFFを入力します。
 (3) バッチ処理の場合、ECHONを入力しておくと、レコードの入力データがコンソールに出力されます。ECHOFFに設定すると、コンソール入力の文字並びもテキストウインドウに出力されなくなります。

ECHON

 キーボードからの入力、バッチファイルの入力のエコーリストを、コンソールウインドウに出力します。なお、デフォルトはECHONに設定してあります。

ECHOFF

 ECHON によるエコー出力を中止します。

TRON

 プログラムの実行状態を追跡(trace)します。TRON と入力しておくと、実行中のプログラム行の行番号が表示されます。デフォルトはTROFFに設定してあります。

TROFF

 TRON によるプログラムの実行状態の追跡を中止すします。
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