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概要: どのようなCG画像も,基本は描画領域を構成するすべての画素(ピクセル)に対して何らかの方法で決定された色をあてはめる(発光させる)作業によって作成されている.平面を単色で塗りつぶす場合も陰影や光沢のある立体表現も画素の色の配列にすぎない.色の決め方は,直接数値で指定する方法から複雑な計算式を用いて決定する方法までさまざまである.本演習ではプログラミングをベースとした画像生成の基礎として,各画素の色の決定を数式あるいは単純なルールを用いて行ない,2次元パターンを作成する.「数式」や「プログラミング」と聞くと難しそうな印象をもつかもしれないが,これまでに学んだ知識で十分対応できる内容であり,むしろコンピュータがつくり出すいくつものパターンを楽しむことができるはずである.
キーワード: ディジタル画像,画素,RGB,グラデーション,ストライプ,ヴューポート変換,剰余パターン.

第1週目はまず,CGにおける色彩の基礎として,RGBの数値の指定方法と対応する色を確認し,グラデーション,ストライプパターンについて学ぶ.次に,色々な数式が生成する剰余パターンについて学び,演習内容を駆使した独自の柄およびその活用企画を考案する. 第2週目は,一人ずつ全員に,出来上がった柄およびその活用企画のプレゼンテーションをしてもらう.また,プレゼンテーションされた柄および活用企画の評価は全員(学生自身)におこなってもらい,教員の評価と合わせて成績評価に反映させる.

評価: 評価は,1週目の出席点,2週目のプレゼンテーション点(出席点),課題の提出点,努力点,評価点の総合成績とする.なお,評価点は学生自身による評価結果も加味するものとする.また,課題1の提出期限は2週目の前日までとする.