二つの直線の交点を求める問題は、典型的な二元連立一次方程式を解く問題になります。代数式では連立一次方程式をマトリックスで表すことが多いのですが、プログラミングではマトリックス記号を理解する約束が使えませんので、単純な代数式の形で扱います。この例題では、6個の定数を入力データとしなければなりませんが、その入力方法に内部ファイルの読み込み(READ-DATA文)を応用しています。ラベル番号140のDATA文を差しかえると、別の計算ができます。ラベル150を付けた単独のDATA文をプログラムファイルに作成しておいて、MERGE文で読み込ませる方法が応用できます。また、直接モードで定数にデータを代入しておいて、GOTO 70で走らせる方法も使うことができます。
(図2.4 ex24lineareq2.txt)。