目標 RGBで自由に色を作れるようになる.
色彩表現 1画素(ピクセル)あたりどれだけのメモリが割り当てられるかによって,モノクロ画像であれば濃淡の階調がきまり,カラー画像であれば扱える色数が決まる. たとえば,各画素に8ビットのメモリが割り当てられているとすると,28 = 256となり,256段階の濃淡や256種類の色を使うことができる. 色光の3原色は赤・緑・青(RGB)で,CGの場合,この3色の混合でほとんどの色をつくることができる. 絵の具では,混ぜる色数が多くなるほど濁って暗くなるが,色光の場合は明るくなり3原色を混合すると白になる. 前者の場合を減法混色,後者を加法混色という. R,G,Bそれぞれに8ビット与えられている場合,256階調(0〜255の値をとる)であるから,理論的に可能な色数は(28)3 = 16,777,216となる. この色数は人間の識別能力に対して十分に対応した数であるとされている.